風力エネルギーでアルゼンチンに電力を供給
アルゼンチンは西半球で最高の風力資源を誇る。大西洋岸とパタゴニア南部では年間を通じて安定した風が吹いている。しかし、アルゼンチンは近隣諸国と比べ、風力資源を安定した電力供給源に変えることに苦戦している。実はアルゼンチンは化石燃料を利用した電力に大きく依存しており、国の送電網はほぼフルキャパシティで稼働しているため、ブエノスアイレスやその他の都市は停電しやすい。
クリーンな再生可能な電力の年間平均発電量
プロジェクトにより創出された雇用は社会的インパクトにも貢献
アルゼンチンを低炭素な未来に加速させる
mitigated on average each year
当プロジェクトは、6箇所の風力発電所に71基の最新型の風力タービンの設置に取り組むものである。4基は首都ブエノスアイレス近郊に、残りの2基は南部チュブト州にあるアルゼンチンで最も風の強い平原に設置される。これらの風力タービンは、強い偏西風の力を利用し、クリーンな再生可能な電力を全国送電網に供給する。
有害な化石燃料による電力から風力発電に代替することで、それに伴う温室効果ガスの排出を削減する。アルゼンチンのエネルギー安全保障を向上させるだけでなく、再生可能エネルギーのインフラを設置し雇用機会を創出することで、長期的なグリーン成長を後押しする。
